うしろまえだよ!Tシャツ。

心をスッキリ整理したい。

   誕生日

2歳の頃だと思います。
近所の友達の誕生日にご家族の中に1人だけ
およばれしてご一緒させてもらいました。
私は一生懸命選んだ小さな女の子の形をした
マスコットを渡してお友達がすごく気に入って
くれてお友達のお母さんが、仲良しだから
気持ちがわかるのねと言ってくれました。

その日はとってもとっても楽しくて
最後に満を辞して出てきた素晴らしいケーキは
お姫様の上半身の砂糖菓子が真ん中に乗っていて
ケーキはドレスの形をしていて
クリームでフリフリを表現してありました。
夢見たいな楽しい一時でした。

そして私の誕生日もきっとお祝いして
もらえるものだと勘違いして
懲りもせず楽しみにしていました。
保育園で他のお友達のうれしかった誕生日
当日の話もきいてまわり
自分がお祝いされるのがたのしみでした。

誕生日当日私はガッカリして泣きました。
ケーキがなくっちゃ3歳になれないって
泣いたそうです。
母はすごく面白い話として
何度もその話をしてあざけ笑いました。

今、思い出してみて、
自分が主役でお祝いされるのを楽しみにする
心が2歳のころにはあったんだな〜
と驚きました。
今は、すごく苦手ですよ!

とっても悲しいです。