夕食のお肉
子供の頃の食事は料理といえるような
ものは、ほとんどなかったです。
醤油をかけて焼いたものがおかずでした。
たまに豚肉がでると、私は、いい匂いだな
美味しそうと思いましたが
母がお兄ちゃんは男だからお兄ちゃんに
あげようねといいました。
私の分のお肉はありませんでした。
母は私にお肉みたいな少し高い食べ物を
食べられるのはもったいないから
嫌だったんだとおもいます。
母がたべさせてくれないなら
子供の私は自分の稼ぎもありませんから
お肉を食べる事はできません。
私は、今自分で料理もできるし
レストランへ行くこともできます。
昔の私にご馳走できたらステキですね。
70代になって心細くなった母は
イベントの時などに寂しくなって
孫を連れてきたらレストランへ行って
ご馳走するから来いといいますが
実際、家に迎えに行くと
スーパーで買った惣菜を並べて
これでいいかなと思って
と言います。
ご馳走するなんてもったいなくて
耐えられないんだとおもいます。