うしろまえだよ!Tシャツ。

心をスッキリ整理したい。

   リカちゃん人形

小さい頃、だれかに欲しいものを
買ってもらって嬉しいと思った記憶が
ないです。

母はもちろん買ってくれません。
でも、サンタさんなら私の欲しい物を
くれるのではないかと思った私は
サンタさんに欲しいおもちゃをくださいと
手紙を書きクリスマスには私のものになると
信じて目を覚ましました。

無かった時は本当にガッカリしました。

サンタさんがくれないならば
誰も私に欲しい物をくれないでしょう。


中学生のころでしょうかTVのCMで
小さな男の子がショーウィンドウ越しに
欲しいものをずっとみていて
ある日、商品がショーウィンドウから
消えていて男の子はガッカリしますが
横にいるお父さんがサプライズで
プレゼントして男の子が喜ぶというような
ものが流れていました。

私はそのCMが流れるたびに釘付けになり
すごく心を揺さぶられました。
切なくて悲しくて、でも嬉しいような
泣きたい気持ちになりました。

そんな風にわたしを喜ばせるために
大切なお金を使う人は世界中どこにも
1人もいませんでしたから
あこがれの別世界の映像でした。



母は70代になり先々面倒をみてもらえるか
不安になってか
私にお金をくれることがあります。

でも、私の喜ぶ顔が見たいと思う事は
今までも、これからも
絶対に永遠にないでしょう。